カラーの基礎知識 | ||
カラーのビジュアルイメージを口頭で説明するのは結構難しいものです。色見本や写真等での確認が一般的です。カラーのオーダーの際に知っておくと相互理解が深まるカラーに関しての基礎知識を紹介します。
◇カラーの色味の通称 ●アッシュ系→青味のある色、青味のある灰色 ●マット系→緑味のある色 ●オーク系→黄色味のある色、ベージュ系とも呼ばれる。 ●ウォーム系→暖色系全般 ●カッパー系→赤味のつよいオレンジ、モカ系と呼ばれる事もある。 ●ピンク系→赤味のある紫 ●メタリック系→淡い紫 ●ロース系→深みのある赤、ボルドー系と呼ばれることもある。 ◇明度と彩度の変化による色味の違い 色味は明度と彩度によってニュアンスが変わります。例えば明度が上がる程色味は薄くなりアンダーの色味の影響をうけやすくなります。以下の図で明度と彩度の変化により色味がどう変化するのかをご理解ください。 ◇カラーニュアンスの通称 淡・薄→ペールカラー 浅→ライトカラー 明→ブライトカラー 強→ヴィヴィットカラー 濃・深→ディープカラー 暗→ダークカラー 弱→スモーキーカラー、グレイッシュカラー ◇シングルカラーには限界がある 黒髪は脱色すると、黒→赤→赤橙→黄橙→黄→淡黄といった具合にトーンアップしていきます。通常のカラーリングでは(ブリーチやライトナーを使用せず)黄色までは脱色してませんので透明度の高いペールカラーやスモーキーカラー、またはヴィヴィットカラー等はブリーチでトーンアップしてからでないと出せません。アンダートーンの影響をうけるシングルカラーには限界があることを知っておいて下さい。
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