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白髪のメカニズム
日本人の髪色は真っ黒な方もいれば、「カラーしてるの?」と言われるくらいの明るい色の方もいます。この髪色を決定しているのがメラニン色素です。このメラニン色素を作り出しているのが色素細胞(メラノサイト)そして色素細胞のもとになるものが色素幹細胞といわれ、京都大学などのグループが発見し、存在場所も動物実験で特定されました。このことによって白髪になるメカニズムが近年解明されました。
メカニズムと原因
色素幹細胞は、毛根の中ほどに密集しており、 ヘアサイクル(毛の生えかわる周期)に従って毛根の根元方向に動き、毛乳頭という部分の周りの「毛母基」で色素細胞となり、メラニン色素を作り出して毛髪内に取り込まれます。毛母細胞が作り出す毛髪は元々白髪です。黒髪が白髪になるということは、色素幹細胞や色素細胞のがなんらかの原因で働いていない状態だと考えられます。
21世紀は再生医療の時代と言われています。そこで注目されているのが幹細胞です。体のあらゆる元となる細胞で様々な応用がきくと言われ研究がされています。色素幹細胞が働く条件が分かれば、白髪を予防出来る時代がくるかも?
■加齢による白髪
年齢と共に色素細胞(メラノサイト)の働きが衰えて、メラニンの生産量が低下しやがて色素細胞そのものが消滅。一般的には40歳前後から白髪が出始めます。

■遺伝的要素の白髪
若白髪は遺伝的な要素が原因と言われていますが、解明されていない部分が多い分野です。

■病気による白髪
胃腸疾患、甲状腺異常、貧血症などにより、白髪が増える症例があります。また白班(原因不明の後天性の脱色素斑)ができるとその部分は白髪になることがあるようです。
■栄養不足による白髪
現在の栄養事情ではまずあり得無いとは思いますが、ビタミン、ミネラル、タンパク質の不足によって白髪になることもあります。
■ストレスによる白髪
ストレスは体を緊張状態にし、毛細血管の血流を悪くします。そのため毛母細胞に充分な栄養が供給されず、毛母細胞の働きを弱めてしまいます。「苦労してるから白髪が多い。」というのも、あり得無くはない話です。
余談ですが、投獄されたマリー・アントワネットや足尾銅山鉱毒事件の運動で有名な田中正造が一晩で髪が真っ白になった話は、科学的には有り得ません。話に尾ひれがついて伝わったものと思われます。

カラーリング
白髪をカバーするカラーリングには様々な種類と特徴があります。
カラーの種類を参考にして下さい。抜いてばっかりは毛根へダメージを与えますので控えましょう。

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